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ヤリスクロス

 ヤリスクロスに乗ったお話

 やっぱりトヨタってすごい。とりあえずこれ乗ってりゃ基本は便利に日常で使えるしそこそこ遠出もできそう。っていう車になってる。

 ヤリスの隆起の激しい盛り盛りしたボディやインテリアほどの変なデザインからくる狭さはだいぶ薄まってるし。うまく満足度を高める装備やデザインだったり、逆にそういう買った人使う人には一切関係ない、または気づきにくい部分は多分徹底的にコストカットされてるんだろうなと思う。

 借りたヤリクロはレンタカーグレードじゃなくてHEVだし18インチだしパノラミックビューカメラもあるしでまるでトヨタレンタカーのヤリクロみたいだった。そういう商習慣はわかりません。前回オリックスレンタカーのフィットは良く知るザ・レンタカー用グレード(装備)だった。


 ただまあ、実際に運転してみるとホンダ・フィットの方がいいなって思う部分はある。運転手の目線から見たときのインテリアの邪魔さとか、ボタンやトレイやレバーの使い勝手だとか室内の使い勝手だとか、そういうところはフィットが優秀だ。

下:ネット上のフィット画像を拝借
あらためて比べてみるとヤリス・ヤリクロはここ20年の伝統的な運転席って感じ。メーターナセルとかナビの物体がそれぞれ存在する。そういう所も今までの"クルマを使ってきた一般人"にはいいのかもしれません。個人の感想です。


 しかし、玄関から外に出て車に乗るときに見えるエクステリアとか、買い物に行った先の店の駐車場に止まってる自分の車の外観とか、車を持ってる友人たちの中で自分の持ってる車の見栄ぐあいとか。そういう運転以外での車を見る目までをトータルで見るとやっぱトヨタだよなぁと思った。

 外見をぱっと見たとき破綻したところがほとんどないのがいいね。ここでいう破綻というのは、これでいいんだよとかこんなんで十分とか、車のフロントをざっと見たときイヤーちょっとなーと思”わせない”、そういうデザインのされかたというのか。そういったもの。

 車にちょっと興味のある人、詳しい人、好きな人は、「最近の車はメッキを盛ってオラオラ顔すぎる」とか「フィット4のデザインはダメすぎる」とか「CX-5は高すぎる」とか「プリウスシフトがー」とかそういう”目の前の物体”から受け取ったフィールを経験則と好みと知識を以て言語化して表現できるだろう。

 トヨタがデザインしているのは一般人相手の感性だと思う。マジで車なんて「なんでもいいトヨタでいい」っていう人、Aピラーって何?とかそういう車好きじゃない(嫌いでもない)7割8割9割くらいの”ふつうの人” ”一般人”が無意識に((良いな))と受け取るデザインをトヨタはしてるというのか。そんな感じ。


 バックで駐車枠に収める時、運転席側のドアミラーで見たときリヤタイヤのフェンダーと駐車枠の線を平行に合わせればまっすぐ収めることができるのが最高に楽でよかった。


 ヤリスクロスはリアフェンダーと駐車枠線を揃えればまっすぐになっててホントに楽だった。バックモニターの水平方向横線と映り込む背景との合わせは、駐車枠線よりも"いつも割とある"頻度が低いと思うのであまりアテにはしていない。あってもなんか平衡を合わせずらい感じがある。

 試しにヤリクロを経験してからステップワゴンでもやってみたけど、ミラーから見えるステップのボディはやっぱりナナメってる感じで、ボディと枠線を揃えるとちょっと車体は駐車枠からナナメになった。フリードでも同じだった。ドアミラーに写る範囲の車体がカーブしてるのだろう。車両周囲360度モニターがあるならそっちで合わせればまあ。

 ドアミラーを格納するとドアミラーカメラが使えないのはちょっと困った。これはステップワゴンでのことですが、狭い道で離合するとき一番のピークでドアミラーを畳んで交わすときにギリギリの周囲を確認したいよね。できないよね。


 ヤリクロのパノラミックビューモニターの画質が悪いという話がYoutubeにあった。ホンダのマルチビューも画質は悪い。同じようにアナログ接続なのかも。カメラの画素数も少なそう。しかし本質的には何か静物以外の動体が映ってないかなと確認するだけなら、この程度の画質でも十分仕事は間に合ってると言えるだろう。車にとって足元のぶつけそうな障害静物も十分見えるし。高画質化、デジタル接続化は費用が掛かる高級化ってことか


 例えばトヨタのナビのGUIはスゲーGoogle Mapに似てるというか完全にAndroidのフラットデザインだ。あれもしかして業界のガイドラインでも存在したりしますか? ナビ性能はー一応使ったけど、狭い地域だったし高速道路は無かったので乗れなかったのでどんな案内されたかは不明です。

ナビのこのツマミやエアコンのツマミやボタンの押し心地はホンダがすげー気持ちいいクリック感で好き。だけどじゃあ実際このグニグニな感じでいいかと言われれば、ウーンまあ別にこれで十分だよねという感想も出ちゃう。つまりコストを掛けなくていい部分ともいえるわけです。


 そして結婚なりして小さな子供の家族が増えると欲しくなるスライドドア。


 停止発進からの加速時に感じる小さなゴロゴロゴロ…という音?振動?ってなんだろう?回転数に連動してそうな 細かい連続クリック感みたいな感じ。以前のガソリンヤリスのときあったかな…なかったような気がするけど…いやでもあったかなぁ…だとすると3気筒エンジンの回転感触とか変速機その周辺の回転物の感触なのか?。モーターRCカーを手で押したときのモーターの回る抵抗感とかギアの感触なのか? THS2?てあんな感じなの?エンジン--遊星ギア--モーターの仕組み上の現象なのか? アルヴェルやレクサス並みの車格のトヨタ車も同じ感触なの? それとも防音とか制振で隠されてたりする? うーんわかんない! けどモーター駆動の滑らかな!じゃないあのザラザラ感はまあ気になるっちゃ気になります。 e:HEVはヌルヌル加速感。


 燃費は非常によい。雑に扱ってもリッター20キロまでいくくらい本当に優秀でした。買った人がにんまり笑顔になって買ってよかったなぁと改めて思う時ってのはこういうポイントよね。燃費計の優秀な数字の表示を見て喜ぶか、ガソスタのレシートを見ておっほ(笑顔)ってなるとき。

ぱっと見の先進性のある液晶メーターと、実はそうでもないコストカットとかされてたりする部分やあまり洗練されてない表示物の階層配置など。

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